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京都でのゲストハウス生活開始!でも環境を変えただけじゃダメだっていう話

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京都の、とあるゲストハウスでの生活が始まった。

 

ぼくはフリーアコモデーションスタッフ(清掃担当)として働いている。

フリーアコモデーション(以下フリアコ)とは、簡単にいうとちょっと働いてもらう代わりに、タダで泊めてあげるよーというゲストハウスが採用している雇用制度だ。

 

※基本的には最低2週間〜2ヶ月以上の滞在を要求され、宿泊費が無料の代わりに賃金は支払われない。

フリアコスタッフ専用の個室を提供してもらえるところもあれば、ドミトリールーム(相部屋)で寝てくれというところもある。

食事の提供は基本的になし。ただし食事付きという神様のようなゲストハウスも稀にあるみたい。

仕事内容によっては英語力やPCスキルも要求される。 

 

清掃担当のぼくは、週に3〜4日、1日3時間程度、各部屋のシーツ交換やトイレ・キッチン等の共用部分の掃除をしている。

 

生活が始まってまだ3日目だけれど、本当にここに来てよかったと思っている。

 

フリアコスタッフをすることのメリット

 

生活をしていて日々感じるのは、日常の中に英語を使えるチャンスが溢れていることは大きなメリットだと思う。

 

国内有数の観光地である京都には、世界中から旅行客が宿泊にくる。

 

家族連れ、カップル、一人旅など、旅のスタイルは様々で、日本人を含め本当に色んな国の人がいるが、ゲストハウスに訪れる人は交流を求めている人も多くいる。

 

ぼくはただの清掃スタッフなので仕事を通じて英語を使う機会は少ないけれど、仕事を終えて、リビングに居座っているだけで色んな国のお客さんと交流ができてしまうのだから、この環境がタダで手に入るのは素晴らしいと感じている。

 

 

 でも「環境を変えた」だけでは不十分

 

ただ、ぼくがしているのは「環境を変えれば成長できるよ!」というヌルい話ではない。

 

英語漬けの環境に飛び込んでも部屋から出なければ英語は使わないし、リビングに居座っていても「Hi, How're you?」の言葉を自ら投げかけなければ会話は始まらない。

 

つまり「絶対にやる」という個人の覚悟がなければ、環境を変えようと人は変われないと思うのだ。

 

例えば、ぼくがゲストハウスに来たときにした覚悟は、同じ空間を共にしている見知らぬ人と、目が合った最初の瞬間を大切にすることだ。

 

経験上、この瞬間に「Hi!」の2文字を飲み込んでしまうと、それ以降、その人との会話を始めるチャンスが永遠にこなくなってしまう。

 

だから、人好きだけど人見知りな部分も同時に持ち合わせているぼくは、「目が合ったら自分から声を掛けよう!」と決めた。

これが自分なりの1つの覚悟だ。

そして、そのことが楽しい会話の入り口になることも多くなってきた。

  

だから、環境に期待するだけではなく、同時に覚悟を持つことで、はじめて人は成長できるんだと思う。

 

英語も全然上手く伝えることができないし、ネイティヴの話が早過ぎてまともな会話もできないことが多いけれど、ぼくはオーストラリアに行くまでに、ここで成長したい。

 

それでは、また。