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ワーホリでの後悔と、損な考え方

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ぼくのオーストラリアでの時間は終わり、
先月の10月4日に1年振りに日本へ帰国した。


ワーホリ中は色んな人に助けてもらって、目標だった"バリスタとして働くこと"もでき、とても充実した1年間を過ごすことができた。

そんなぼくにも1つ後悔していることがある。

 

 

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ワーホリでの後悔

 


ぼくの後悔は"引越ししなかったこと"だ。


理想としては、自分の好きな街で暮らし、プライベートのある、朝まで誰にも邪魔されることなく眠れる部屋で生活したかったのだけれど、


実際は、プライベートがなく、ストレスフルな狭いシェアルームで、夜中に一度は必ず目が覚める二段ベッドの上で寝起きする生活をしていた。

その部屋はワーホリ開始3日目に見つけて住み始めた場所だったので、362日間、そこから動くことなく住み続けた。


常に仕事を2-3つ掛け持ちしていた自分にとって、街の中心に住まいがあることは通勤上便利であったし、家賃も格安で、節約するには好都合であり、なかなか引越しができなかった、というのがぼくの言い分だ。


ただ今振り返ると、


これは、損をしたくないという、損な考え方だったかなあ、と思う。

 

損をしたくないという、損な考え方

 

ぼくは当時、こんな風に考えていたと思う。


・オウンルームで生活するなら今より$50-70/週は多く払わなあかんし、高いなあ。【→お金を損したくない】

・引越したら通勤にも時間掛かるやろうし、朝もっと早起きせなあかんくなるの嫌やなあ。【→朝寝る時間を損したくない】

・色んな場所で働きたいし、遠くに引越ししたらチャンスがあったときに動きづらいなあ。【→仕事を得る機会を損したくない】

 

といった感じだ。

 

この"損したくない"という考え方によって、お金や時間は節約できたのかもしれない。


ただその一方で、"自分の好きな街で暮らす"とか、"仕事後の一人の時間を大切にする"とか、ワーホリ期間中に挑戦することでしか得られなかった経験・機会といった、お金や時間よりも大切なものを得るチャンスを失って、損していたのかな、と今では思う。


動いてから考える身軽さも大切

 

永住権があって一生そこで暮らすのであれば話はまた違うのだろうけれど、一般的に、ぼくらが1つの国で過ごせる時間は決まっている。

 

実際に住んでいると、いつまでもこの生活が続いていきそうな錯覚に陥ることもあるのだけれど、そこでの時間は日に日に着実に少なくなっていく。

 

そうやって時間がないのはわかっているのだから、やりたいなー、気になるなーと思うことがあるなら、やってみて良いか悪いかまでは考えずに、まずやってしまえば良いのだと思う。

 

それで具合が悪ければ、やめればいいのだ。

 

また、読書や旅なんかをすると特にそうだなーと思うけれど、自分が"これには価値がある!"と思うことに使ったお金というのは、あとから違うカタチで返ってくるのだから、損なことは何もないのだ。

 

幸いなことに、ぼくはワーホリ2年目として、ニュージーランドへ行くことが決まっている。

 

このオーストラリアでの後悔と気づきを生かして、2年目を過ごしたいと、そう思った。