オーストラリア・メルボルンでの約1年間のバリスタ修行を経て、現在ニュージーランドの首都、ウェリントンのカフェでバリスタをしながらワーホリ生活を続けているtabikuraです。
そんな海外生活も1年と半年間が経ちました。
今回の記事では、そんなぼくが日頃「バリスタの仕事はここがいいな」と思うところを5つあげてみましたよ:)
バリスタの仕事の良いところ
1 朝型人間になる
オーストラリアやニュージーランドのカフェは朝7時にはオープンするので、必然的にバリスタのライフスタイルは朝型になります。
こちらの人は夜のカフェインを避ける傾向にあり、カフェはどこも4時には閉めちゃうので、遅くとも夕方以降はフリーです。
ちなみに、ぼくはオープニング担当の日はだいたい5時半に起きて、6時半〜13時まで仕事、クロージング担当の日は10〜17時まで仕事します。あとは家に帰って22時半には寝る生活です。
消防士だったときは24時間勤務だったので、超がつく不規則な生活でしたが、今は生活にリズムがあるので、メリハリがあって好きです。
2 小さい達成感がたくさんある
とろとろピカピカのスチームドミルクができた、ラテアートが綺麗にできた、ミルクが無駄なく丁度で注げた、朝の調整でエスプレッソのレシピがバチっときまった、ラッシュを効率良くさばけた、お客さんにコーヒー美味しかったと声を掛けてもらえた、などなど、仕事中に小さな達成感を得られる場面がたくさんあります。
ぼくはその瞬間が大好きなのです。
3 底なしの深い知識の沼に浸かれる
客としてカフェに通っていたときは全く知りませんでしたが、1杯のコーヒーがお客さんの手元に運ばれる背景には、予想以上に多くの人が関わっています。
コーヒーができあがるまでには、複雑な化学反応とたくさんの情熱を通り過ぎます。
学べることは無限にありますし、コーヒーの情報はどんどん更新されていくので、終わりがありません。
得た知識を現場で活かせるのは特に楽しい部分で、時々科学者か何かになった気分になります。
4 コーヒーを通じて人と繋がれる
初めて一緒に働くバリスタでも、息を合わせてラッシュを乗り切れば、ハイタッチ。
すぐに戦友みたいになれます。
他国のコーヒー文化を尋ねるのも、日本のコーヒー文化を伝えるのも楽しいです。
「コーヒーどうだった?」とお客さんに聞けば、1杯のコーヒーから話が広がって、人と繋がれる瞬間があります。
世界中の誰とでも繋がれるコーヒーを仕事で扱えることで、英語が堪能でないぼくでも日々コミュニケーションがとれているのだと思います。
5 世界中のどこでも働けるようになる
ワーキングホリデーで海外で働く人にとってはこれが一番デカイと思います。
手に職をつけて海外でも勝負できる仕事はたくさんあるかもしれませんが、なかでもバリスタの仕事はシンプルです。
"その国の言葉で注文をとって、コーヒーを作って、お客さんに提供する"
基本的にこれができれば、世界のどこでも働けます。
うちのカフェのバリスタたちの出身国はフランス、アメリカ、オランダ、日本(じぶん)で、皆ワーキングホリデービザでニュージーランドにいます。
メルボルンで知り合ったバリスタの中には、現在ノルウェーやドイツでバリスタ留学をしている人もいます。
なので、バリスタはワーキングホリデーと最高に相性の良い仕事だと思います。
これからワーホリを目指していて、コーヒーが好きな方は志してみてはどうでしょうか?