突然なのだけれど、1月頃まで働くつもりだったゲストハウスの住み込みとカフェバーの仕事を9月末で辞めて、
10月からオーストラリアのメルボルンへ行くことに決めた。
ぼくの元々のプランとしては、9月にオーストラリアへ渡り、少しの間語学学校へ通い、そのあと2ndビザ獲得に向けてファームへ行く!ということだったのだが、
ネットで「海外で必要なのは自分の強みと経験」という記事を見て、自分には圧倒的にそれらが足りないことに気づき、ゲストハウスに併設しているカフェバーで経験を積むため、来年1月まで働く!という決断をしたはずだった。
ところが、ここにきて少し事情が変わった。
この場では説明しきれない理由がそれなりにあるのだけれど、
その決断に至った一番の理由としては「海外でもそれなりにやっていける自信がついたこと」がある。
外国人客を相手にカフェバーで働き、
オーダーがとれるようになり、
住み込み先のゲストハウスで外国人と雑談をし、
外国人と少し仲良くなれる方法がわかった。
そんな、日本にいながら半分留学みたいな生活をしているうちに、
「あれ?なんや案外イケるんちゃうか?」
という小さな自信がついたのである。
一度そうなると、
「あ"ーっ!!海外に行って、自分がどんだけやれるんか試してみたい!!!」
とか
「これができるようになったら、あれをしようとかは、いつまでたっても実現できへんしなあ」
とか
「どうしても行きたい理由」を考え始めて止まらなくなってしまい、
気づいたら店長に「やっぱどうしてももう行きたいっす」と言っちゃっていたわけである。
ぼくはカフェバーで1月まで働くことを前提に雇ってもらったので、
"あっ、言ってもた。勝手過ぎるし怒られるんやろなー"と思っていたら、
「ぁ、そう。やっぱ行くんだねー。わかった。ま、人生タイミングだからね」
とあっさりOKをくれ、肩透かしを食った。
その人も昔は生粋の旅人だったようだから、そういう気持ちを理解してくれたみたいだ。
本当に有難い。
そういうことなので、ぼくは10月3日、成田空港からメルボルンへ飛ぶ。
Maliさんの言う『大事なのは、「英語で話せるかどうか」じゃなくて、「自分の強みと経験」を持つこと。』が大切だという認識は今も変わっていない。
なぜなら『英語で話せることが当たり前の海外では、「英語で話せること」は武器としてほとんど役割を果たしません。』だからだ。
だからぼくは、カフェバーでの経験に加えて、その自分の強みの部分をカフェの街メルボルンで育もうと考え、語学学校のバリスタコースへの入校を決めた。
そのコースでは、カフェ英語やコーヒーの座学、実技など、カフェで働くために必要なスキルを学び、卒業後に即戦力としてカフェで働けることを目指すことができる。
コースを受けるには中級以上の語学力が必要なのだが、プレテストで合格し、なんとか入校できることになった。
これなら、目標の一つである「オーストラリアのローカルカフェで働く」を 実現できると思う。
残り1ヶ月少し、まだここ京都で働かせてもらえるので、もう一皮むけるように頑張りたい。
それでは今日はこのへんで!
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