今回はバリスタのぼくが「ここのコーヒーうまっ!!!」と思ったメルボルンのカフェを紹介します:)
メルボルンのコーヒーというと、エスプレッソ系(ラテとか)がまず思い浮かぶかもしれませんが、実はフィルターコーヒー(日本でいうドリップコーヒー)の人気もじわじわと上がってきていて、しかもめっちゃ美味しいです。
なので、今日はテーマを一つにしぼって、美味いフィルターコーヒーの飲めるカフェを紹介したいと思います。
普段はラテしか飲まないという人も、一度メルボルンのフィルターコーヒーを飲んでみると、コーヒーの新しい魅力に気づくかもしれませんよ。
美味しかったメルボルンのカフェ
ACOFEE
CollinwoodにあるACOFFEEは、ぼくが一番好きだったロースターカフェです。
シンプルな内装の店内はアップルストアみたいに真っ白で、ACOFEEのコーヒーのクリーンな味を表現しているようにも思えます。
浅く煎られたコーヒー豆は、酸味の上品さと、後味の綺麗さが特徴的で、ここでコロンビアを飲んだときに"はっ"とさせられたときのことは、今でもよく覚えています。
あれは、間違いなくコーヒーのことをもっと好きにさせてくれた瞬間だったと思います。
また、人の味覚はその温度特性によって、コーヒーの温度が下がると味にも変化が起きます。
最初は感じられなかった味が後で現れたりするので、ゆっくり飲んで、冷めても美味しいACOFFEEの味の変化も楽しんでみて下さい。
(月-金 7-16:00, 土 8-16:00, 日 定休日)
Market Lane (Collins St 支店)
Market Laneはメルボルンの中でも比較的大規模なコーヒー業者です。
Phrahranマーケット内に焙煎所を構えた本店のカフェがあり、シティーやVictoriaマーケット、South Melbourneマーケットにも支店舗があります。
ACOFFEEと同様に、浅く煎られた豆で、豊かなフレイバーと長く続く美しい余韻が特徴的。
ぼくはここの豆も大好きで、新しい豆が出る度に買って、家で淹れて飲んでいました。
家から近かったこともあり、Collins Stの店舗でよくフィルターコーヒーを飲んでいたのですが、なぜか他店舗で飲むよりもここで飲むほうが美味しく感じられたので、このブログではそこを紹介しておきます。
また、フィルターコーヒー用の豆(シングルオリジン)は、日本人の石渡 俊行さんが焙煎を手掛けていますよ。
月-金 7-16時, 土日 定休日(Collins st支店)
Kines(wood&co coffee roaster)
迷ったのですが、最後にKinesを紹介します。
カフェはガレージのような空間にソファ等が並べられていて、オシャレな雰囲気を演出しているKines。(どちらかというと男性が好みそうな雰囲気)
店の奥にはコーヒーロースターが置いてあり、そこでWood & Co Coffeeは生まれます。
しっかりとしたフレイバーが印象的な彼らのコーヒーは、本当にいつ行っても美味しかったです。
フィルターコーヒーはバッチバリュー(コーヒーマシンで作ったフィルターコーヒー)のみで、ハンドドリップでの提供はしていませんが、バッチブリューを注文したら一度ゲイシャが出てきたことがあって、めちゃめちゃ驚かされた記憶があります。(ゲイシャは高価なコーヒー豆で、バッチブリューでは普通でてこない。)
シティーから少し離れた場所にありますが、行ってみる価値はあるので、機会があれば是非足を運んでみて下さい。
フード(メニューはこちら)もやってるので、朝や昼にご飯を食べに行ってみるのもいいかもしれませんね。
(月-金 7-15 土日 8-16)
いかがだったでしょうか?
他にもAU79やSeven Seedsなど、美味しいフィルターコーヒーが飲めるロースターはたくさんありますが、長くなってしまうので今日はここで終わりにします。
この記事を読んで、「コーヒーは好きだけど、普段はフィルターは飲まない」「ラテしか飲まない」という人の気持ちを少しでも動かせたら嬉しいですね:)
酸っぱいコーヒーが苦手だという人も、メルボルンの浅煎りのコーヒーのまた違った酸味を体験すると、きっと印象が変わると思います。
また、日本にコーヒー好きの家族や友達がいるなら、お土産としてコーヒー豆を選べば喜ばれること間違いなしですよ!
それでは!今日はこのへんで。
ウェリントンのコーヒー事情についても少し書いてます。
Twitter(@tabikuralog)ではぼくの日常をつぶやいてます。