先日、ニュージーランドでワーホリを頑張っているあやかさん(@niii_ovo)のブログ記事を読んで、とても共感した一文がありました。
"(語学上達には)自分の中の言葉を文章にしたり、誰かに話す訓練が絶対に必要"という点です。
【ワーホリや留学先での語学上達の為にとても必要で知っておいて欲しい事】
あやかさんは、"自分の中の言葉を文章にすること"を意識し始めてから英語が伸び始めたとつづっていますが、
自分がしたことのない他人の体験、感じたこともない他人の考えをサラーッと英語の例文で読んでも、自分の言葉としては定着しにくい。
とぼくも感じています。
ぼくはワーホリによる海外生活2年目、英語学習歴は3年目に入って、最低限の日常生活を送るうえでは英語で困ることはあまりなくなりました。
しかし、未だに自分の伝えたいことが伝わらずに相手をポカーンとさせることも日常茶飯事ですし、当たり障りのない浅い会話ばかりしている自分に嫌気がさすこともあります。
そんな日々のなかで、"自分ゴトを英語で発信する"という点に重きを置いて英語日記に取り組んだところ、少しずつ効果が出てきました。
今回はその学習方法をシェアします。
自分語りができるようになる、英語日記"Journaling"とは
ぼくが取り入れた勉強法は、Jounalingという英語日記です。
着実に英会話力を伸ばす学習法「Journaling」【#106】
Youtube英語学習者から大人気の「Hapa英会話」で紹介されていた学習法なのですが、
マンツーマンで教える英会話教室で、今まで色んな日常英会話を上達する方法を教えてきたが、最終的に最も効果的だった方法
と動画の中でもその有効性が述べられてます。
Journalingのルール
ルールは、 英語日記を書く際に、
トピックを
・hometown
・job
・hobbies
・family
・travel
の中から選ぶこと。
初対面の人と話すときは必ずこの話題が出てくる。
と動画の中でも述べられていますが、これは本当にそうで、
要は自分が今ここにいる背景(Back Ground)と、こんなことに興味(Interest)がある人間なんだというのを伝える、もしくは相手に尋ねることが、海外では人と良い関係を築くうえでものすごく大切なポイントなんですね。
【英語】初対面でよく聞かれる質問 "What made you come to here?"
日記を投稿し、添削してもらう場はHelloTalkで決まり
さて、英語日記を書くといっても、どこに書こう?という話なのですが、
ぼくはスマホアプリの"HelloTalk"をオススメします。
HelloTalkは、語学学習に取り組んでいる世界中の人が利用する、SNS系のチャットアプリなんですが、Twitterのように自分のつぶやきをタイムラインに流すことができます。
投稿された"つぶやき"は、「いいね」をもらえたり、「コメント」をもらえたりして、英文も添削してもらえる機能がついてます。
"添削のしてもらいやすさ"は、Hapa英会話の動画で紹介されていたlang-8よりもずっと高いし、相性が良さそうな人はフォローしてチャットもできるので、英語日記を書く場としては最高の環境です。
また、1行目または2行目に疑問文をつけて、相手に質問を投げてみる文章や、画像をつけて投稿すると、いいねやコメント、添削をしてもらえやすいのでオススメですよ:)
ただし、女性との出会い目的でこのアプリを使っている日本在住の外国人も多そうなので、トラブルに巻き込まれないよう注意して利用してください。
陥りがちな"Journaling"のミスと大切なことをもう一度
「よし、英語日記をHelloTalkでやればいいのか!今日からやるぞ!」
と取り掛かる前に、もう一度大切なポイントを一緒におさらいしましょう。
Hapa英会話の動画の最初の部分で述べらえれていたとおり、英語日記というと、
今日は晴れです
今日はスーパーに行きました
という内容に陥ってしまいがちですが、それはではダメです。
トピックはあくまでも
・hometown
・job
・hobbies
・family
・travel
もしくは
・restaurant
・book
・tv show / movie
・sports
・music
以上の中から選ぶことが重要です。
なぜなら、先ほども述べたとおり、この英語日記の目的は、
①自分の中の言葉を英語にすること
②自分がなぜここにいるのか、その背景(Back Ground)を語れるようになること、こんなことに興味(Interest)がある人間なんだと、自分語りができるようになること
であるからです。
"YOUは何しに日本へ"という番組が人気ですが、海外の人が聞きたいのはまさにその部分なのではないでしょうか?
また、自分のことを聞いてもらったら「How about you?」と相手のことも聞けるともっといいですね:)