「環境の変化が大きすぎて、疲れた」
「海外生活に慣れて何となく時間が過ぎてしまうようになった」
「思い切って渡航したけど自分の成長をイマイチ感じられない」
海外生活を経験していると、こんなことがあると思います。
そんな心の憂いを晴らしてくれるものが日記です。
当記事では、日記を書くことで得られるスゴいメリットを紹介します。
こんにちは。オーストラリアとニュージーランドでのワーホリを2年間経験した後、昨年帰国したtabikura(@tabikuralog)です。
海外生活はキラキラして見える人もいるようですが、自分が生まれ育った日本とは常識が全く異なる国で生活をするのは本当に大変なことです。
ぼくもワーホリの2年間を振り返った記事で、 「海外生活は修行でした」と綴っていますが、
実際に生活を送った人は、今まで経験したことのないストレスを感じる人も多いと思います。
そのあたりが旅行とは全然違いますよね。
また、生活に慣れてくると「あれ、何しに海外に来たんだっけ」「日本にいるときとあまり変わってない気がする」とマンネリ化を感じ、自分の成長を感じられなくなってしまうこともあったり。
そんな人には日記を書くことをオススメします。
ぼくも2年間日記をつけていましたが、継続的につけることで沢山のメリットがあるんですよ!
日記はストレス対策に役に立つ
ストレス対策も色々とあるようですが、日記は効果的なストレス解消法の一つだと言われています。
例えば、イライラや不安は紙に書き出すだけでも、うつや不安感が改善することが脳科学の研究でもわかっているそうです。
そこで、良い出来事はもちろん、自分が体験したネガティブな経験についても、その時に抱いた感情や思考も一緒に包み隠さず書き記してみましょう。
一度 紙に書き出してみることで、客観的に出来事を整理して、気持ちを落ち着けることができます。
他人ではなく、過去の自分と比べることで成長を感じられる
海外生活をしているとスゴい人たちと出会います。
そんな人たちと自分を比べて、落ち込むこともあるかもしれません。
でも日記なら他人ではなく過去の自分と比較ができます。
後で見返したときに、「このときはこんな小さなことで悩んでたんだなぁ」と自分の成長を感じられます。
また逆に、「今の悩みなんてこの時に比べたら大したことないなぁ」と、過去の困難を乗り越えたんだから今回も絶対に大丈夫だ!というような勇気をもらえることだってあります。
例えば、ぼくは海外でバリスタとしてカフェで働き始めた頃、自分の英語にいまいち自信が持てず、お客さんに「How are you today?」すら聞けない時期がありました。
相手から返ってきた答えが聞き取れなくて、変な空気になったら嫌だなぁという不安があったからです。
今では誰とでも会話を始められるレベルまでになりましたが、そうなれるまでには英語の上達だけではなく、日記を介して昨日の自分と向き合う長い過程がありました。
そんな風に、細かなプロセスに注目し、昨日よりも少しずつ自分が前に進んでいるという実感が持てれば、モチベーションも続きます。
オススメは5行日記
日記の書き方ですが、様々な心理学の情報を発信しているDaigoさんが紹介している"5行日記"という方法をオススメします。
やり方は簡単で、毎日寝る前に「まず今日あったネガティブな出来事を1つだけ書く」+「些細なことでもいいので、今日あったポジティブな出来事を4つ書く」というものです。
ネガティブ1に対してポジティブ4です。これにより自分の記憶を調整していくテクニックです。
ネガティブになりやすい人は、ネガティブな感情がたくさん出てしかもそれが長く続き、ポジティブな感情の持続時間が減るので、ポジティブな感情を続きやすくして、ネガティブな感情を続きにくくする方法です。
実際にこれはトレーニングにもなって、徐々にポジティブな感情の持続時間が増えるということも分かっていますのでお勧めです。
さらに週末に1週間を振り返って、「感謝できること」を3つ書くようにしています。
何事にも感謝できる力を持つと「〇〇で当たり前」「普通は〜」という考え方も減って、自分も周りも幸せになると思って実践しています。
また、感謝は毎日書くよりも、週1のほうが脳への効果は高いことが実験でもわかっているそうです。
「良い体験」や「感謝」を継続的に書くことで、色んなことに対するアンテナが立っていくことを感じられると思います。
カレンダーを日記の表紙に貼って"記録"をつけると上手くいく
「そんなこと言っても、継続が難しいんだよなぁ..」という人もいると思います。
そんな人は、日記の表紙にカレンダーを貼り付け、○×で記録をつけていく方法をオススメします。
「日記を開けばカレンダーのページがあるんだから、表紙に貼る意味あるの?」と思う方もいるかもしれませんが、パッと目に入ることが大切なのです。
「見える化」をすることで、自分を客観的に見る能力が高まり、自己コントロールする力がついてきます。
ぼくはこの方法で週4で取り組んでいるHIITトレーニングの習慣化にも成功したので、超オススメできる方法です。
まとめ
以上、海外生活中に日記をオススメする理由と、その方法でした。
継続して日記を書くことでストレス解消に繋がり、マンネリ化した日々から脱出できると思います。
特にワーホリや留学で異国で生活した日々をきちんと記録しておくと、あとで振り返って初めて得られることもあるので、本当にオススメします。
それでは今日はこのへんで。
Twitter(@tabikuralog)では帰国後の日々をつぶやいてます。