自己紹介のページを作ってみました。
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tabikuraの基本スペック
tabikura
1989年6月生(現32歳)、AB型、身長180㎝、足のサイズ27.5㎝
神奈川生まれ、三重育ち
元消防士で現在バリスタ
ブログ"tabikuraの、ここだけの話。"を運営
好きなもの/こと
読書、映画、旅、絵を描くこと、サッカー観戦、
メモすること、誰かとお酒を飲むこと、
海、暖炉、ソファー、木の床、文房具、革製品、巨大な建築物、
犬、猫、ゾウ、恐竜、ゴジラ、
白米、野菜、漬物、浅煎りのコーヒー、お味噌汁、クラフトビール、ウィスキー、
キャラメルコーン、大福、チーズケーキ、
マイケルジャクソン、Def Tech、チェロ、アコースティックギター、
紅の豚、北の国から、王様のレストラン、
有吉弘行、マツコデラックス、松本人志、サンドイッチマン、
姿勢の良い人
苦手なもの/こと
MRI、酸素カプセル (閉所恐怖症)
大人数 (ゆっくり話したい)
性格
マイペース、楽観主義者、平和主義者
思いついたらすぐにやる
経歴
2017.11 - 現在
ニュージーランドでワーホリ中
2016.10 - 2017.10
オーストラリアのメルボルンでワーホリ。レストランのウェイターやキッチンハンドをやりつつ、5週間のバリスタスクールで基礎を学んだ後、カフェで拾ってもらい、バリスタとして働く。
ファームでセカンドビザを取得し、2年間オーストラリアへ滞在する予定だったが、「2年間のうちの4ヶ月をファームに使うのなら、このまま1年間バリスタとして働いて、もう1年間違う国でバリスタとして働きたい」という風に考えが変わり、1年間で帰国。
2016.4 - 2016.9
京都のゲストハウスで住み込みで働き(フリアコスタッフ)、同時に他店舗のゲストハウスに併設するカフェバーでバーテンダーとしても働く。
日常会話や接客英語の基本をここで学ぶ。
2013.4 - 2016.3
兵庫県の某市で消防士として3年間勤務。2年間は救急隊員として救急車に乗り、1911件の救急出動を経験。3年間で退職。
2012.1 - 2012.7
予備校時代。猛勉強の末、中学生の頃からの夢だった消防士になる。
2008.4 - 2012.3
京都産業大学 経済学部。 体育会アメリカンフットボール部に所属していたものの、下手くそなうえに怪我ばかりして全然試合に出場できず。
以下ぼくの人生についてだらだらと書いてます。
時間あるかたは読んでみてください。
消防士時代のこと、感謝の気持ちには種類があること、退職してからのこと
憧れの消防士
消防士は中学校のときからずっと憧れの仕事でした。
かっこええし、公務員やし、人の役に立てる仕事やし、女の子にモテると聞くし(笑)
絶対消防士になろうと思ってました。
そして大学4年生の12月の冬。
4年間続けたアメフトをやっと引退したとき、ぼくは就活も何もしてませんでした。
消防士になろうと思ってたからです。
でもほんまは口だけで、何もせず逃げてただけだったんですね(笑)
まわりは就職も決まってて4月から社会人やー言うてる中、
いよいよやばいということで、
もうやるしかないと腹を決めて、東京アカデミーへ入校し、猛勉強を始めました。
始発のバスに乗ってマクドへ行って予備校が開くまで勉強、予備校開いたら自習室に一番乗りして勉強、予備校が閉まったらまたマクド行って勉強。家には寝に帰るだけ。
そんな日々を繰り返して1月、2月、3月と過ぎていくと、どんどん成績が上がっていって、気づいたら実力テストの成績は予備校内で3位になっていました。
「これはいけるぞ」
とそのまま勉強を続けた結果、7月にあった兵庫県の消防士の1次試験に引っかかり、気がつくと採用が決まっていました。
正しく努力すれば結果は付いてくるんや!と実感した瞬間でした。
そして、ぼくは念願の消防士になりました。
消防学校時代
4月から勤務が始めると、まずは半年間消防学校という寮生の学校に配属されて、訓練漬けの日々を送りました。
毎日毎日腕立て、腹筋、スクワットを何百回とやるので、みんなムッキムキでした。
消防士はめちゃめちゃ重い防火衣を着て、酸素ボンベ背負って、倒れてる人を火事場から引っ張り出して来なあかん仕事ですから、それくらい体力がいるんですね。
鼻から3㎝先で教官や先輩消防士に怒鳴られることも度々ありましたが、
おかげさまで精神的にかなり鍛えられました。
消防学校は167人中17位という成績で、表彰はあと一歩のところで逃して終わりました。
消防署勤務
消防学校を卒業すると、いよいよ消防署での勤務です。
朝9時から次の日の朝9時まで、24時間体制で働きました。
しかし訓練を半年したとはいえ、見習いなので、現場へ連れていってはもらえますが、基本的に何もさせてはもらえません。
雑用をしながら、先輩や上司の方々に訓練を見てもらう日々が続きました。
そんなある日、救急車に乗せてもらえる機会がありました。
患者さんの搬送が終わった病院からの帰り道、ある上司の方が、
「救急はやりがいあるぞー。全然知らん人の家にずかずか入って行って、患者さん出してくんねんから。そんな仕事他にないぞ。しかも出動件数は多い。現場は行ってなんぼの世界やからな!」
と救急隊員の仕事の魅力を語ってくれました。
現場は行ってなんぼかー!かっこいいな!
と、単純なぼくは、その後に「異動希望調査」として渡された紙に、その市で最も忙しく、誰もが敬遠する「本署 救急係」を第一志望として書いて提出しました。
すると次年度から、見事にその本署の救急係へ異動が決まり、ぼくは本当に本署の救急係に配属されました。
2年間の救急隊員
そのまま2年間救急隊員として救急車に乗り続け、1911件の救急出動を経験しました。
1日だいたい10件、多いときは15件ほど救急出動しました。
救急出動は1件あたり40分-1時間掛かり(長い時は数時間)、帰署後は次の出動準備を整え、出動報告書を処理しなければなりません。
患者さんを病院に運んで、その帰り道に別の救急出動指令が入ることも度々あり、そうなるとなかなか帰れないので、報告書はどんどん溜まっていきます。ご飯ももちろん食べることはできません。
人の命を預かってる仕事なので当たり前なのですが、指令が入れば風呂に入っていようがトイレで大をしていようが食事をしていようが仮眠をとっていようが、関係なく飛び出して行って出動しなければなりません。
なので、すごく大変な仕事でした。
"ありがとう"の種類
病院へ患者さんを運んだあとに、患者さんや家族の方から「本当に助かりました、ありがとうございました」と言ってもらえることもあり、その言葉に励まされて、仕事へのやりがいを感じることは何度もありました。
でも、その「ありがとう」についてですが、今バリスタをやっていてお客さんに言ってもらえる「ありがとう」とはまた少し違ったものなんです。
救急隊員は人の命を預かって、患者さんの症状に合った適切な病院へ搬送することが仕事なので、「助けてもらってありがとうございました」という風に言ってもらるんですが、
バリスタの仕事は人々の生活に寄り添って、なくてもいいけど、あったほうがもっといいよね、というような価値を提供するのが仕事です。
なので、そこでお客さんに言ってもらえる「美味しいコーヒーをありがとう」「あなたと話せて良かったありがとう」 は救急隊員のときに言ってもらっていた「ありがとう」とは種類が違うんですね。
なんか変な話なんですが、救急隊員をしながら、ぼくは人々の生活に寄り添って、何かを生み出すことで感謝されたいな。違うカタチで社会に貢献したいな。と考えるようになっていました。
多くの死に触れて変わった死生観
また、救急出動をする中で、悲しいんですが必然的に多くの死に触れました。
死亡事案の多くは到着時には手遅れなことが多かったのですが、
時には目の前で亡くなっていく方もいらっしゃいました。
そのことで、死も人生の一部なんだなあ、ということを身に沁みて思うようになりました。
そして、後悔は少ない人生を選ぼう。自分がやりたいことやろう。という風に気持ちが傾いていきました。
結果的に、"人の生活に寄り添って、価値を提供したい"、"人生を後悔したくない"という2つの想いが、退職の決断へと繋がりました。
そのへんのアツい気持ちは、退職したての頃に書いたこのへんの記事を読んでみて下さい。
すごく新鮮な文章で、「おお、若いな」と、いま読むと心が震えます(笑)
振り返ると、初めて乗った救急車の中で、上司の方がぼくに"救急隊員はおもしろいぞ〜"なんて話をしなければきっと救急隊員にはなっておらず、結果的に未だに消防士として働いていたのかもしれません。
人生って不思議だなあと思います。
バリスタという仕事と自分
ワーキングホリデーで出会ったバリスタという仕事ですが、自分に向いている職業だと感じていますし、良い仕事に出会えたなと思っています。
ぼくはコーヒーが大好きですし、自分が好きなものを仕事で扱って、それをお客さんに提供して、「美味しかったよ、ありがとう」って直接フィードバックをもらえるのは、バリスタ冥利に尽きます。
何より、人々の生活に寄り添う中でいただける「ありがとう」という言葉は、救急隊員のときに一種の憧れを抱いていたものだったので、やはり嬉しいものです。
現在はニュージーランドのウェリントンにいて、先日からカフェでバリスタとして働き始めました。
お客さんからたくさん嬉しいフィードバックをいただけるよう、楽しみながら働きたいと思います。
こんな人のブログですが、どうぞよろしくお願いします。
tabikura
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