こんにちは、元バリスタのtabikuraです。
ぼくはカフェインレスコーヒー(デカフェ)をよく飲みます。
最近の研究では、起床後60分以内や夕方16時以降はカフェインを控えた方がよいというデータがあるそうで。
寝起きにコーヒーを飲んではいけない…睡眠のプロが教えるコーヒーを飲むのに適した時間帯 死亡リスクを下げる効果…1日4杯までなら飲むほど体にいい | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
今年で34歳になり、体調が日中のパフォーマンスに与える影響をより感じるようになってきたため、
こういった情報にはアンテナを経てて、定期的に試してみたりしています。
そんな性分ですので、
時間帯を気にせずに大好きなコーヒーをガブガブと飲むために、
コスパの良い無印良品のカフェインレスコーヒーは常備してます。
そんなぼくもコーヒータイムには甘いものが大好きでして、
無印良品のお菓子もかなり美味しいことに気付いてしまいましたので、
無印良品のカフェインレスコーヒー×スイーツのベストマリアージュを調査してみました。
コーヒータイムの満足度を上げたい人は必見ですぞ。
7種類のスイーツから、デカフェとの最高の組み合わせを探す
そんなわけで今回試したのは、以下の7種類です。
いやーよく食べました。
どれも本当に美味しくて、このお値段以上感はスゴく良いですよね。
さて、それはそれとして、マリアージュのお話でした。
さっそく結論を言ってしまいますが、
無印カフェインレスコーヒーとマッチングしたスイーツは唯一、
「ブールドネージュ」のみでした。
7種類も試せば、相性バッチリのスイーツは2つ、3つは見つかるだろうと予想してましたが、
意外と「相性が良い!」と言い切れるような組み合わせを見つけるのは難しかったです。
調和した理由を考察
ペアリングは「近い味」や「補い合う味」を組み合わせることが基本と言われています。
味の調和を目指す前に、
まずはベースとなるコーヒーやスイーツの味わいをじっくりと楽しみ、
自分なりの感想を言葉に落とし込むところからスタートしてみました。
ぼくの感想は以下の通りです。
●無印カフェインレスコーヒー
- 深めに炒ったローストナッツのような香ばしさと、限界まで火入れしたカラメルのような甘苦さがある
- 余韻は短いがビターな質感は舌に残り、冷めるとハーブのような風味の存在感が強くなる
●ブールドネージュ
・アーモンドダイスが練り込まれたサクサクほろほろ食感の一口菓子
・振り掛けられた粉糖が優しく口の中で広がる
それぞれの個性を把握できたところで、次は一緒に味わってみます。
●無印カフェインレスコーヒー×ブールドネージュ
ブールドネージュを口に放り込み、咀嚼しながらコーヒーを一口...
コーヒーのローストナッツ感と、ブールドネージュのアーモンドの風味が調和し、
更にコーヒーの苦味と和三盆の粉糖の柔らかい甘味が合わさり、
相乗効果で心地良い余韻を感じることができました。
これは、「近い味」と「補い合う味」の両方を満たしたことで起きた化学反応なんでしょうか。
「近い味」は、 コーヒーのローストナッツ感 × ブールドネージュのアーモンド感
「補い合う味」は、 コーヒーの苦味 × 和三盆の粉糖の甘味...
1+1が2ではなく、3にもなるような、そんな感覚もありました。
一方で、他の組み合わせでは次のような感想でした。
●コーヒー × チョコレート:
事前イメージでは最も相性の良い組み合わせでしたが、
実際に試してみると全くマッチせず。
チョコレートのフレーバーと濃度感に圧倒されてしまい、
デカフェの個性が押し流されてしまいました。
● コーヒー × ケーキ類(バナナケーキ、チョコケーキ、バウムクーヘン等):
ここでも「近い味」を狙ってみたんですが、
ケーキの油脂成分とコーヒーの液体が口内でうまく調和せず、
互いに相容れない、絶妙なアンバランスさを感じました。
● コーヒー × フロランタン:
ここでも油脂成分と液体が手を取り合うことがなく、相乗効果とまではいかず。
惜しい感じがありました。
結論
日々コーヒーを淹れるのはハリオスイッチが簡単でオススメですよー。