「オンライン英会話を始めたけれど、自分が話せなさすぎてショック...」
「頭が真っ白になって、何も浮かばない..」
という英会話初心者のために、同じくガチガチで何も話せなかったぼくが自己紹介できるようになった方法を書いてみました!
こんにちは。
ニュージーランドのカフェでバリスタをしているtabikura(@tabikuralog)です。
ぼくはワーホリで日本を出る前に、約1年間オンライン英会話に取り組んで英語力を伸ばしました。
現在はニュージーランド・ウェリントンにある、17席ほどの小さなローカルカフェで一人営業を任されていて、一日中英語を使って仕事をしています。
・常連のお客さんとの毎日の雑談
・トラブルがあったときのボスへの状況報告
・電話対応...(←とても苦手)
などなど、今ではこんなことを英語で行っていますが、
オンライン英会話を始めた当時はそれはひどいものでした。
当記事では、顔が真っ赤になって何も話せなかった英語初心者が、少しずつ英語を話せるようになった大事な1ステップ目、「英語で自己紹介をきちんとできるようになる方法」を紹介します。
まずは記憶に残りやすい自分のことを話せるようになって、そこから枝葉のように表現力を伸ばしていこう!という取っつきやすい方法なので、ぜひ参考にしてみてください:)
- ぼくの"ほろ苦い"オンライン英会話デビュー
- 自己紹介を文字に書き、読み上げる「カンペ作戦」
- 「カンペ作戦」の効果とは?
- オンライン英会話でのカンペを使った自己紹介方法
- 自己紹介文はアプリHello Talkで無料で添削してもらう
- 英会話なるほどフレーズ100で便利で適切な表現を覚える
- とりあえずやってみる!が勝ち
ぼくの"ほろ苦い"オンライン英会話デビュー
ぼくのオンライン英会話デビューは、社会人3年目のまだ消防士だった頃です。
このときには「夢の海外生活へ挑戦したい!」と退職を決意していたので、
まずは日本にいる間に英語力を高めるべく、休日にDMM英会話へ登録し、ドキドキしながら無料体験レッスンを予約しました。
「意思疎通もとれへんまま、25分終わったらどうしよ..」
という不安がいっぱいで、先延ばしを続けてたのですが、
「とりあえず物は試しや!」と思い切ってやってみました。
そして迎えた本番。
結果は、想像していたよりは悪くはありませんでした。
スタートこそ緊張でガチガチではありましたが、ビデオ通話のおかげで、相手の表情やボディーランゲージで、何を言っているのかなんとなくは予想がついたので、最低限のコミュニケーションはとれたのです。
でもしゃべりはダメダメです。
自己紹介では「名前」と「住んでいる場所」が言えた程度で、言葉を発しようとすると顔は真っ赤、頭は真っ白になりました。
心臓はノドから出そうになりましたが、肝心の英語が出てこなかったのです...苦笑
自己紹介を文字に書き、読み上げる「カンペ作戦」
「これではダメだ...。せめて自己紹介くらいはできるようになりたい」
と、全く会話が組み立てらてなかった対策として「あらかじめ自己紹介文を全部文字にして、それを読み上げみる」ことにしました。
こんな感じです。
✔︎ 挨拶 「Hi, how are you today?」
✔︎ 名前 「I'm
✔︎ 自分の住んでいる場所 「I live in Osaka in Japan. There is a beautiful food culture here.」
✔︎
✔︎ 好きなこと 「I love traveling, reading books, hanging out with my friends. 」
そしてしばらくはこの"カンペ"を見ながら、自己紹介をするようにしてみました。
「カンペ作戦」の効果とは?
1-2週間も続けると、「カンペ」もあまり見ずに自己紹介ができるようになりました。
また、講師に自己紹介に対する質問をしてもらうことで、カンペに書いていない情報も少しずつ話せるようになっていったのです。
これは、嬉しい効果でした。
これについては、TEDの「How to learn any language in 6 months」でも
1. 自分に関連した表現を覚える
2. 学んでいる言語を"コミュニケーションの道具"として、初日から使い始める
この2点が大切であると言及されており、効率的な学習法であると説明されています。
自分に関連することは記憶しやすいという効果は、心理学でいう"自己参照効果"という習性を利用した学習方法のようです。
音読が記憶に残りやすい理由も、自分の声だから頭に残りやすいということみたいです。おもしろいですよね。
オンライン英会話でのカンペを使った自己紹介方法
さて具体的なやり方ですが、最初はとにかく「カンペ」を読みながら、自己紹介を完結させることを優先します。
間違えようのないくらい簡単な課題から始めて、少しずつステップアップしていくことを目指すというやり方です。
カンペは、先ほどのこちらです。
✔︎ 挨拶 「Hi, how are you today?」
✔︎ 名前 「I'm
✔︎ 自分の住んでいる場所 「I live in Osaka in Japan. There is a beautiful food culture here.」
✔︎
✔︎ 好きなこと 「I love traveling, reading books, hanging out with my friends. 」
これを1-2週間以内に、スラスラと言えるようになることをまずは目指します。
この「自己紹介をスラスラ言えるようになる」ができるようになると、
講師がそれに突っ込んでくれるようになります。
例えば、自分の"I love traveling."に対して
"Oh, do you? Have you ever been overseas?(あぁ、そうなの。どこか海外へは行ったことある?)"という具合に聞いてくるイメージです。
でも「カンペ」にのってないことは最初は上手に答えられません。
そもそも"overseas"がとっさにわからない方が大半かもしれません。
そんなときは
"Sorry, I don't understand. Would you type that?(ごめんなさい、わかりません。それを打ってくれますか?)"
と講師にお願いすれば、チャット欄の文字入力で教えてくれるので、
そういった「答えられなかったこと」や「本当は言いたかった表現」はレッスン後に必ず調べます。
そして調べたことを「カンペ」に付け足し、次回のレッスンで話してみます。
すると次回からは 「Yes, I've been to Cambodia, Vietnam, Thailand and Turkey!」とかがスラスラと言えるようになるわけです。
そして、このサイクルを繰り返します。
そうして「こう聞かれたらこう返す!」というようなリストが増えていくと同時に、
自分のなかの表現力が枝葉のように広がっていき、次第に自分に関することは随分と話せるようになるというわけです。
自己紹介文はアプリHello Talkで無料で添削してもらう
自己紹介の文章がイマイチ合っているのかどうかわからないときは、HelloTalkで添削してもらう方法がオススメです:)

英語日記をHelloTalkに投稿して、自分が言いたいことを修正してもらうのもすごく良い方法です。
英会話なるほどフレーズ100で便利で適切な表現を覚える
また、ネイティブの著者が厳選した、日常会話での頻出フレーズを覚えてしまうのもとてもオススメです。
オススメというよりも、必須教材かもしれません。
こちらの本、ぼくが実際に海外で生活していて毎日耳にする便利フレーズが多く紹介されているうえに、
日本人が正しいと思っている英語表現がネイティブにはどう聞こえるのか、というマナー・礼儀の部分を学べます。
「わかりません」をI don't know、「お願いします」をCan you ~ ?だと思っている方は相手に失礼に聞こえる可能性もあるので、まずは一読をオススメします。
とりあえずやってみる!が勝ち
以上がオンライン英会話初心者にオススメの勉強法「カンペ作戦」でした。
英語学習者にとって、英会話のハードルはものすごく高く感じるものですし、
そのあまりの高さに、
「自分にはまだ早いので、もうちょっと文法を勉強してから.. 語彙力を増やしてから...」
と、先延ばしにしてしまっている人もいるのではないかと思います。
これはぼくもそうだったのですごくわかります。
ただし、「英語を話せるようになるには"英会話・リスニング練習を中心に据えた学習方法"しか効果がない」ことが、脳科学的にもわかっています。
ぼくは先延ばしの末に「...とりあえずやってみよう」で始めた結果、
初回こそガチガチに緊張しましたが、続ければ続けるほど慣れていって、気持ちも楽にレッスンを受けれるようになっていきました。
話せるかどうかが不安で一歩が踏み出せない方は、まずは思い切って無料体験レッスンを受けてみてはいかがでしょうか。
また、オンライン英会話のオススメをよく聞かれますが、どこでも大きくは変わらないと思います。
ただDMM英会話は"iKnow!"という非常に優秀なアプリを無料で使えることが魅力的で、
この点では他社と差をつけていると思います。
今日は以上です!
何か質問等ございましたら、下のコメント欄でぜひ教えてください。