こんにちは。
ニュージーランドのカフェでバリスタとして勤務中のtabikuraです。
海外生活も1年10ヶ月目になりました。
とつぜんですが、将来、ワーホリや留学で海外に行きたいなあと思っている方、
渡航前は必ず英会話練習をやっておいたほうが良いです。
英文法強化でもなく、発音強化でもなく、英会話力の強化です。
理由は、英語には「話せない」と「少し話せるようになる」の間に、「英語が話せない自分(失敗)に慣れる」という段階が存在するからです。
今日はその部分に焦点を置いた記事を書きたいと思います。
- 英語がちょっと話せるようになる前に、「英語が全然話せない自分に慣れる」段階が存在する
- 英会話学習において、伸びが早い人と、遅い人の差は「英語を話せない自分を受け入れているかどうか」にある
- ワーホリでスタートダッシュを切るなら、渡航前に「英語が話せない自分に慣れた状態」になっておこう
英語がちょっと話せるようになる前に、「英語が全然話せない自分に慣れる」段階が存在する
英語学習者が意外と見落としがちだと思うのが、
英語が話せるようになる過程において、
「英語が全然話せない自分に慣れる」時期が必ずあるという点です。
英語が全然話せない状態【英会話スタート】
→英語が全然話せない自分に慣れる(失敗に慣れる) 2~3ヶ月
→英語が少しずつ話せるようになってくる(自己紹介など) 2~3ヶ月以降
→簡単な日常英会話ができるようになる 6ヶ月~
→表現の幅が広がる 1年~
英会話学習において、
言葉が出てこなくて固まってしまう、発音が正しくなくて伝わらない、相手の言葉が聞き取れずに会話にならない、
などの"失敗"は避けては通れないものですが、
"失敗してはいけない、人に迷惑を掛けてはいけない"
と教えられて育ってきたぼくら日本人にとって、これら"失敗"は、人によってはそれはそれは恐ろしいもので、これは英語学習において本当に曲者になり得ます。
英会話学習において、伸びが早い人と、遅い人の差は「英語を話せない自分を受け入れているかどうか」にある
ワーホリで現地の語学学校へ通った人が教えてくれた興味深い話があります。
その人は日本人女性なのですが、彼女のクラスメイトにはイタリア人やスペイン人、コロンビア人や中国人がいました。
彼らは、彼女ら日本人と同じレベル(全然英語話せない)であるにも関わらず、ガンガン英語を使って話すので、その自分たちとの差に本当に驚いたんだそうです。
同じレベルでスタートしたのに、彼らはどんどん話せるようになっていく一方で、
彼女たち日本人グループはあまり上達しないまま、結果、日本人同士で固まって、依存し合う状態になっていきました。
この差は何なんでしょうか?
ぼくは、これは英語が話せない自分を受け入れているかどうかの差だと思います。
(もっと深く考えると自己肯定感の差)
イタリア人らは間違えることを当然のこととして、ダメな自分も受け入れているので、ガンガン話します。
日本人の彼女たちは、意識が相手ではなく自分だけに向いていて、間違えることが恐いので、全然話しません。
話せるようになるには、英語がヘタクソなことを理解しつつも、それでも挑戦し続けて、「話せない自分に慣れる」必要があります。
しかし、ここで折れてしまうと、
"自分が話せないのは語彙力が不足しているからだ"とか、"発音が悪いからだ"とか、"文法が理解できていないからだ"とか、英会話に挑戦しなくて良い理由を探してきては、今度はそこに時間を掛けようとします。
しかし、以前の記事にも書いた通り、英会話の上達は英会話でしかありえません。
英語が話せるようになるには、英会話の回数を重ねて、失敗する自分に慣れる必要があるんです。
ワーホリでスタートダッシュを切るなら、渡航前に「英語が話せない自分に慣れた状態」になっておこう
この「英語が話せない自分に慣れる」段階を渡航前に超えておけば、
そこから先の英語力は上達する一方なので、渡航後はスタートダッシュを切って、有意義な1年にできると思います。
なので、渡航予定の方は、是非オンライン英会話を始めてみて下さい。
ぼくがそうだったように、最初は憂鬱で、レッスン中はドキドキするかもしれません。
でも次のステップにいくためには必要なことですし、回数を重ねるごとに慣れていって楽しくなってきますよ!
オンライン英会話始めたいけど、どないしたらええんかわからん!という人は、下の記事読んでみて下さい:)
それでは、今日はこのへんで。
Twitter(@tabikuralog)ではニュージーランド生活での日常、成功したこと、失敗したことつぶやいてます。