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「ダブルグラインド」でコーヒーがもっと美味しくなる!ポーレックス・ハンドグラインダーで検証してみた

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こんにちは。

ニュージーランドのカフェで勤務中のワーホリバリスタtabikuraです。

 

コーヒーを美味しく淹れるポイントは、均一に挽かれた豆を使うこと

という内容の記事を先日書きました。 

 

今回の記事ではコーヒーを「ダブルグラインド」することで、挽き目を均一にする方法を書いてます。

家でハンドミル/グラインダーを使ってコーヒーを淹れる人には必見の内容ですよ。

 

 

「ダブルグラインド」とは何か?

 

「ダブルグラインド」とは、一度挽いたコーヒーをもう一度、グラインダーに通して挽き直す"二度挽き"のことです。

 

世界バリスタチャンピオンシップ2017で準優勝に輝いた鈴木 樹バリスタ(丸山珈琲)がEK43グラインダーに豆を2度通す、"ダブルグラインド"を実践してらっしゃったのを見て、そこからヒントを得ました。 

 

WBC2017 結果報告:鈴木 樹バリスタ(準優勝 世界第2位) | 丸山珈琲 MARUYAMA COFFEE

 

 

「ダブルグラインド」の効果とは。どれくらい違うの?

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【写真左】はポーレックス・ハンドグラインダーで挽いた豆

【写真右】は同じグラインダーで"ダブルグラインド"した豆

 

写真で見比べてもらうと、一目瞭然です。

もちろん完璧ではありませんが、ダブルグラインドによって、より挽き目を均一に近づけられることがわかります。

 

挽き目を均一に近づけることができれば、成分を均一に引き出すことができるので、コーヒーも美味しくなります。

 

 

検証した方法

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使用した豆は"エチオピア・イルガチェフェ"20g

 

ポーレックスで「普通に挽いた豆」と「ダブルグラインドした豆」をそれぞれ比較しました。

「挽き目」は粗挽きで、ダブルグラインドの一度目と二度目では挽き目を変えていません。

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また「ダブルグラインド」が微粉の量にどれだけ影響を与えるのか知りたかったので、KRUVEという器具を使用しました。

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KRUVEは一言でいうと"ふるい"です。

豆の粒度を調整するためのコーヒー器具で、挽いたコーヒー豆を中に入れて、ふるって使います。

中のパーツを交換することで、大小、どれくらいの粒の大きさに分けたいかを決めることができます。

 

  

検証結果

 

「普通に挽いたもの」「ダブルグラインドしたもの」それぞれ挽いた豆をKRUVEに入れ、300回ずつ振り、

 

✔︎ 400μm以下のサイズのコーヒー粉

✔︎ 400~500μm

✔︎ 500~600μm

✔︎ 600μm以上のサイズのコーヒー粉

 

の4つの分布に分けました。

(つかれた..)

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KRUVEのメッシュサイズが600μm以上はなかったので、600μm以上の挽き目がどこまで均一に近づいたのかは目視での判断になりましたが、ダブルグラインドをしたほうが、挽き目がより均一に近づくことが冒頭の写真からも確認できたと思います。



その一方で、ダブルグラインドをしたほうでは400-500μmの微粉の量が0.5g増えていました。

 

それぞれコーヒーを淹れて飲み比べてみると、ダブルグラインドをしたほうが、味にまとまりがあり、酸味・甘み・風味のバランスもよくなりました。

 

0.5g微粉が増えたことによる味へのネガテイブな影響は大きくは感じられなかったので、あまり気にしなくてもいいと思いますが、さらに雑味や苦味を取り除きたいというなら、茶こしで微粉を取り除く方法が手軽でオススメです。

 

電動グラインダーでの「ダブルグラインド」はオススメしない理由

 

この記事を読んで、「うちの電動グラインダーにも応用できるかな?」と思う方いらっしゃるかもしれませんが、基本的にはオススメしません。

 

目詰まり・故障の原因になる可能性があるからです。

Can I Regrind Medium- or Coarse-Ground Coffee for Espresso? - Driftaway Coffee

 

鈴木バリスタが大会で使用した電動グラインダーは、EK43という超パワフルな高性能グラインダーです。

 

それも使用された豆は、挽き目の均一性を極限まで高めるために「フリーズドライされた豆」で、一度目は粗挽き、二度目は細挽きという風に、挽き目が調整されながら二度挽きされています。

 

これを普通のコーヒー豆を、EK43よりもパワーの弱い電動グラインダーで挽くとすれば、グラインダーにかかる負担は計り知れません。

 

なので、やはり「ダブルグラインド」を電動グラインダーで再現するのはやめておいたほうがいいと思います。

 

 

まとめ

 

ポーレックスによる「ダブルグラインド」のまとめです。

ダブルグラインドのメリット

○ 挽き目の均一性⤴︎で、コーヒーが美味しくなる

 

デメリット

× 微粉が少し増えるので、エグみ・雑味⤴︎

× 2回分まわす面倒くささ

 

 

ポーレックスはシンプルな作りで、必要十分な機能をもった初心者にオススメのハンドグラインダーです。 

少しの一手間で、家でコーヒーを美味しく飲んでみませんか:)?

 

また「ダブルグラインド」が他のハンドグラインダーでも有効なのか気になるところです。

 

 試してみた方いらっしゃったら、ぜひ結果を教えてください。

 コメントお待ちしています:)

 

 

普段はウェリントンにある小さなカフェでコーヒーを淹れてます。

 

 

Twitter(@tabikuralog)ではニュージーランド生活での日常、成功したこと、失敗したことつぶやいてます。